MeTa STUDY

現役東北大生が運営する、大学受験の情報ブログです。東北大学をはじめとした難関大学に合格する勉強法や受験情報などを、大学生の視点で書いていきます!

朝型勉強は効率が悪い!?勉強に集中できる生活習慣とは?

 

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こんにちは!数学塾MeTaの東北大生講師、春日幹雄です。 

 

皆さんは朝早く起きて勉強していますか?

 

「朝の方が頭が疲れていなくて集中できる」「夜更かしは受験の大敵」などの理由で朝型の方が、勉強の効率が良いと言われていますよね。

 

実際、受験生でも「朝型になりたい」「朝早く起きられない」なんてのはよくある悩みの一つです。

 

しかし、必ずしも朝型の方が、効率が良いとは言えないのです!今回はそんな朝型勉強について取り上げます。

 

 

 

朝型勉強は必ずしも効率がよくない!?

 

朝早く勉強している人って頭良さそうですよね。しかし、受験生全員が朝型になる必要はないことが最近の研究から分かってきました。

 

実は「朝型か夜型かは、50%程度は遺伝的に決まっており、生活スタイルや年齢による影響は非常に少ない」のです。

すなわち、朝型かどうかは科学的にも決まっていて、無理して朝型にしても効率が下がる場合があるのです。

 

僕も同意見で、本質的に重要なのは自分がいかに集中して勉強できるかだと思います。そのための手段の朝型であって、朝が苦手であれば夜型でも全然オッケー。

 

 

でも、本当に夜型の勉強でもいいの?

実際に、東北大生の受験時代について聞いてみました!

 

東北大学 経済学部Oさんの場合

私は夜型でした。朝起きられなかったからです。夜は長い分だらだらと非効率的な勉強をしてしまいがちなので、その日のノルマを決めて勉強していました。集中力が切れたら体を動かしてみたり、勉強する場所を変えたりしていました。

 

 東北大学 工学部Sさんの場合

私は冬まで夜型でした。高校の授業が終わるとめちゃくちゃ眠かったので、帰宅したらすぐに寝て、母親が返ってくるまで寝続けていました。その後お風呂に入って盤ご飯を食べて、1時間ほどリラックスしたあとで夜中まで勉強していました。

夜は眠気の限界が来るのが大体2時30分だったので、2時くらいに寝ていました。

 

 

朝型か夜型かいまいち分からない方は

自分が勉強しやすい時間帯にするべきなのは分かったけど、朝型か夜型かいまいち分からない……なんて方には診断テストがあります!

テストはこちら→http://www.sleepmed.jp/q/meq/

 

 

僕も受けてみたのですが

 

朝型か夜型かを診断するテストの結果

 

少し夜型でした!僕は受験生のころ、10時に寝て5時に起きて勉強するという涙ぐましい努力もしていましたが、あまり効果的ではなかったのかも。

 

このテスト、5分程度で受けられるのでオススメです!

 

 

夜型でもいいけど、規則正しく生活すること!

ということで、無理に朝型になる必要はないのですが、一つだけ守って欲しいことがあります。

それは、寝る時間と起きる時間を決めて、規則正しく生活すること!

 

夜遅くまで勉強するのは良いですが、規則正しい生活をしていないとついついダラダラと過ごしてしまうことも……そうすると、次の日の高校に遅刻したり、休日ならばお昼まで寝ていたり……

 

そのようにダラダラと過ごしていると、勉強へのメリハリがつかず、集中のスイッチも切り替えにくいです。

 

とは言っても、規則正しい生活を続けるのは難しい。そこで、実際の東北大生の受験時代の工夫を聞いてみました。

 

 東北大学 農学部K君の場合

僕は朝にあまり強くなかったので、毎日11時に就寝して、朝7時に起きる生活を目指しました。

そんな生活を目指していたのですが、ついついリビングでスマホをいじって、夜更かししてしまう。それを改善するために心掛けたのが、帰ったらベッドにできるだけ早く入ることです。

学校で勉強して、家に帰ったらすぐお風呂に入っていました。カバンを持ったまま脱衣所に入るほど、間髪入れずにです笑

その後、夕飯をすぐに食べてすぐにベッドへ。そうして、ベッドでスマホをいじったり読書したりと自由時間を設けました。幸い、ベッドでゴロゴロしていると眠くなるタイプなので、そのような習慣によって自然と眠くなり、無駄な夜更かしをすることがなくなりました。

 

このような工夫が大切なんですね!皆さんも、自分に合った生活習慣で勉強効率を上げていきましょう!